・総ページ数
全85ページ
・あらすじ
「話ってなに〜?早く帰りたいんだけど」
こいつの名前は仁科 楓。とんだ生意気生徒で、俺の話もまともに聞きやしない。
今もこうして、生活指導である俺に対してタメ口だ!
しかし、それも昨日までの話…今日こそみっちり性徒指導をしてやる!
「仁科、おまえ彼氏いるだろ」
「え、うん。いるけど…今更?」
不思議そうに、きょとんとした顔で俺を見つめる仁科…
そう、こいつには彼氏がいる。バスケ部所属の林田、という生徒だ。
仁科と付き合うだけあってチャラついてるが成績は割と優秀。
……確か、進学希望の大学はそれなりに良いところだったか。
付き合っていることを隠す気はないようで、こいつらは校内でも構わずイチャイチャしている。
俺も何度注意をしたことか……その度に「このくらい良いじゃん!」と言われ、頭を抱えたものだ。
どうすれば俺の言うことを聞くのか、この生意気な生徒を分からせることが出来るのか。
だが、その方法がやっと分かった。
「ねぇ…それがどうしたの」
話が見えなく焦れたのか、仁科が急かすような声を上げる。
俺は尻ポケットからスマホを取り出し、手早く目的の写真を選択する。これさえあれば、こいつは…
「これを見ろ」
俺はずい、と仁科にスマホの画面を近付ける。
先程まで不思議そうな顔をしていた彼女の顔が、じわじわと驚きの表情に変わる。
「え、それ……」
仁科の顔が赤らむ。こいつもこんな顔をするんだな…今日はとことん、仁科の裏の顔を暴いてやろう。
「…身に覚えがあるようだな」
彼女に突きつけた写真は、先週土曜に撮ったもの。
行きつけの飲み屋へ向かうため、ラブホテルや風俗が立ち並ぶ通りを歩いていた時…なんと偶然、仁科が彼氏とホテルへ入っていくのを見掛けたのだ。
「●●●でラブホテルなんていかんなぁ、他の先生に知られたら大変なことになるぞ?ん?」
だから俺はこの写真を使って、仁科を思うままに抱く。
あの夜、こいつがどんな風に抱かれたのか…考えてるだけでまた勃ってきた。
「林田の内申に傷をつけたくないだろ?」
そう伝えれば、仁科がまたきょとんとした顔をする。
俺の言っている意味が分からないと言いたげだ。
「おまえが俺の言うことを聞くのなら、この写真は無かったことにしてやる」
「えっ…」
「どうする?」
「ア、アタシ……言うこと聞く、や、聞きますから!」
必死に頷く仁科に、にやりと口角が上がる。
2025/02/09
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