「これは…夫のためだから。」
最初は、ただ一度だけのつもりだった。
それが、こんなにも深く堕ちてしまうなんて――。
すべては、あの夜から始まった。
夫は飲み会へ。
妻は、いつものように家で夫の帰りを待っていた。
──だが、その夜は違った。
「終電、逃しちゃったよ。悪いけど、上司を家に泊めてもいい?」
夫からの連絡。
夫の上司が終電を逃したため、一晩だけ家に泊めることになった。
妻は戸惑いながらも、夫の頼みを断ることはできなかった。
「お邪魔しますよ、奥さん。」
深夜、上司が家に上がり込む。
ほのかに酒の匂いをまといながら、じっと妻を見つめる視線が気になった。
それでも、夫がいる安心感があった。
夫さえいれば、何も起こるはずがない。
──だが、夫はすぐに寝落ちしてしまった。
「旦那さん、出世できそうなんだよ。」
夫の寝息が聞こえるリビング。
横に座る上司が、グラスを傾けながら低く囁いた。
「でもね…仕事だけじゃ決まらないんだよ、こういうのって。」
そう言いながら、彼の指がスルリと妻の太ももを撫でる。
驚いて身を引こうとするも、上司の手がそっと腰を引き寄せる。
「…ご主人、もう起きないよ?」
夫がすぐ隣の部屋で眠っている。
それなのに、逃げることができない。
「一度だけなら…」
夫の未来のため。
夫の努力を無駄にしないため。
そう思いながらも、身体は拒めなかった。
背徳の快楽に囚われた夜。
「ただ一度きり」 そう決めたはずなのに――。
翌朝、何事もなかったかのように微笑む上司。
妻も、何事もなかったように振る舞う。
だが、上司からのメッセージが届いたとき、
妻はなぜか、すぐに削除することができなかった。
「また…会おうね?」
その言葉に抗えず、いつしか妻は上司の元へと向かうようになる。
「…どうして、こんなに求めてしまうの?」
夫の隣で、夫以外の男に抱かれる人妻。
禁断の悦びに支配され、堕ちていく姿を――ぜひあなたの目で確かめてください。
2025/04/14
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