【小説・ノベル】
主人公・日向将大は普通のサラリーマンであるが、人数の少ない会社において社長秘書の役割も担っていた。
そんな将大に社長は家族での外食に同行しないかと誘う。
日頃の仕事の労いということらしいので、ついていくことにした。
ただ、お店に着いて思ったのだ。『家族』ということはあの女性もいることを。
その女性は社長令嬢である宮崎加恋である。
数年前の会社創設パーティーで、将大が加恋にワインをドレスにこぼしてから嫌われているようなのだ。
この日も将大が参加するなら自分は帰ると言い出した。
さすがに家族団欒の場を崩すわけにはいかないので、将大が身を引くことにした。
すると社長は「日向君が主役だ」と言い出した。
よくよく聞くと、将大と加恋のお見合いの席だったのである。
加恋は嫌がるだろうと将大は思っていたが、意外と加恋は乗り気だった。
その流れで数日後に二人でデートをすることも決まった。
デートは上手くいき、その後も社長の指示でデートを重ねていくにつれ、将大はどんどんと加恋に惹かれていった。
しかし、加恋は自分のことを嫌っているだろうと思っている将大は、社長に縁談を断ると申し出た。
その日の夜、豪雨の中将大の家に加恋がやって来る。
なぜ、こんな大事な決断を将大一人で決めたのかを加恋は責めた。
ただ、将大は加恋には本当に好きな人と結婚してほしいと伝える。
それに対して加恋は「だったら私と結婚しなさい!」と言うのだった。
本当に好きな人と結婚する。だったら相手は将大であるべきだと加恋は言うのである。
混乱する将大に対して「察しなさいよね!」と加恋は言い放ち、ようやく将大は理解するのだ。
そして、過去の誤解を解くと、二人はようやく納得し結ばれるのだった。
翌朝、将大の家にお泊りした加恋は青ざめていた。無断外泊したからだ。
二人で社長に謝りに行くと、「不良娘は出て行け!」と言う。
そして、「日向君も責任をとってもらうぞ」と部屋の鍵を渡される。
そう、社長は既に同棲用の部屋を用意していたのだった。
こうして同棲を始めた二人だったが、お互い燃え上がってしまい、エッチ三昧の毎日になるのだった・・・
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