その日の放課後、響は体育館でバスケットボールの練習に熱中しすぎた。汗だくになり、着替えのためにたどり着いた部室は、誰もいない静寂に包まれていた。
響がユニフォームを脱ぎ、タオルで汗を拭いていると、相手が静かに部室のドアを開けて入ってきた。
「あれ、まだいたの?もう閉める時間だよ」と響はいつものように明るく言おうとしたが、相手の視線が、汗に濡れた彼女の肌に注がれていることに気づき、言葉を詰まらせた。
響の身体は、スポーツで鍛えられた健康的で引き締まった曲線を描いている。鍛え抜かれた腹筋と、力強い太ももは、彼女の努力と情熱の証だ。
「……響。その、タオル、貸して」
相手の声は、普段よりも低く、熱を帯びていた。
響は少し戸惑いながらも、その手にタオルを渡した。相手はタオルを受け取ると、それを床に落とし、代わりに響の濡れた頬に触れた。
「え、ちょっと……」
響は反射的に身を引こうとしたが、相手の手が彼女の背中に回る。相手の指先が、ユニフォームの締め付けから解放されたばかりの、熱を持った肌に触れる。
「**ここで決めなきゃ、女がすたる!**って、いつも言うだろ?」
相手は、響の口癖を使いながら囁いた。その言葉に、響の負けず嫌いの炎が灯った。彼女は、相手を強く見つめ返した。
「……フフ、そうだよ。アタシは勝負から逃げない」
響は、自分から相手の首に腕を回した。彼女の熱い体温と、汗の匂いが、相手の服に染み込んでいく。
チュッ、と響の唇が相手の唇に触れた。それは、決意のキスだった。
唇が離れると、響は少し呼吸を乱しながら、相手のシャツを掴んだ。
「さあ、始めよう。アタシのビートについてこれるならね」
響は、勝利を目指すアスリートのように、その夜の情熱的な勝負に飛び込んだ。
体が触れ合うたび、響の口から漏れるのは、いつもの快活な声とは違う、甘く、情熱的な吐息だった。
「んっ……はぁ……!」
負けず嫌いの彼女は、快感の中でも負けるまいと、逆に相手を追い詰めるかのように、強く、熱く求め返した。
その夜、部室には、汗と情熱が混ざり合った、二人にしか聞こえない秘密のメロディが響き渡っていた。
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