映画批評家・水瀬透には、誰にも明かせない秘密がある。男でありながら股の間にカントを持つ身体――その劣等感を覆い隠すように、辛辣なレビューを書き続けてきた。
標的にしたのは、鬼束蓮司。身体性の暴力を映像言語にする鬼才監督。匿名コラムで「自慰的フィルム」と斬り捨てた相手から、ある日、試写室への招待状が届く。
防音壁に囲まれた密室。内側からロックされた扉。90分の上映時間を宣告され、逃げ場を奪われた批評家は、自分の身体で「映画」を撮られることになる。
匿名の仮面を剥がされ、論文でしか知らなかった「身体的覚醒」を叩き込まれる屈辱。それなのに、カントは監督の指に正直に反応し、処女を奪われた瞬間から理性が崩れ始める。「ここを突くと目の焦点が合わなくなるな」――被写体を観察するように身体を暴く鬼束の冷徹さと、奥を突かれるたびに甘く壊れていく水瀬の対比が、試写室という閉鎖空間で濃密に絡み合う。
四回の中出し。一回ごとに批評家の言葉が崩れ、最後に残るのは――。
スクリーンの光が裸体に投影される背徳的な映像美、映画監督ならではの「観察者としての攻め」、そして論理武装を剥がされた処女カントボーイが快楽に堕ちていく過程を、一切の手加減なく描き切った一作。身体で酷評を撤回させられる、極上の屈辱カントBLをお届けします。
文字数はハート、濁点など込みで約12155字ほど。
BL / カントボーイ / 監督×批評家 / 試写室 / 中出し / 処女喪失 / 密室 / 年の差 / 堕ち / 四連戦
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